学資保険のネットの口コミが当てにならない!学資保険の実際の評判まとめ

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お子さんが生まれるにあたり、もしくは「お子さんが何人欲しい」といったような将来設計を建てるにあたって検討したいのが学資保険です。

 

お子様の将来の選択肢を増やすため、大学進学などの教育費用を計画的な貯蓄に役立つ保険商品です。

 

たくさん種類があって比較検討が大変に思うかもしれません。また、「お子さんの将来のために、絶対に失敗したくない」という気持ちがプレッシャーになってしまう可能性もあります。

 

そんな時に参考にしたいのが、実際に学資保険を利用している方の口コミです。常に成功や失敗を経験している”先人たちの知恵”は、はじめての学資保険選びに大いに役立つことでしょう。

 

そこでこの記事では、学資保険の中でも特に人気の高い5つの商品に焦点を当て、そのプランの詳細や実際に利用している方の口コミをまとめました。

 

この記事があなたの保険選びを楽にする助けになればと思います!

 

1 学資保険の口コミから分析!みんなが重視しているのは?

 

実際に口コミを見て行く前に、学資保険に加入した人はどこに重点を置いて商品を比較検討したか、その大まかなポイントを押さえておきたいと思います。

 

保険選びにおいて、全ての家庭にでも当てはまるような正解はありません。状況によって 、この保険がぴったりくるかというのは状況によって様々です。

 

従って、沢山の口コミを見た上で皆さんご自身で最適な保険を選ぶことができるよう、基準となるポイントを確認しておきたいと思います。

 

学資保険の口コミから分析!みんなが重視しているのは?

 

1-3 返戻率

 

返戻率は、その保険に加入することによって金銭的に得をするか損をするか、というのを一目で判断できる数値です。学資保険について考えるにあたって最も重視されている数値ですので、既にご存知の方も多いかもしれません。

 

返戻率は、受け取ることができる金額の合計を、支払ったお金の合計金額で割ることで算出できます。数式にすると以下の通りです。

 

満期保険金 + 祝い金 ÷ 支払い保険料の総額

 

この数式で出てきた値が100%を上回れば得をしている、下回れば損をしているということがざっくりと判断できます。

 

学資保険においては返戻率が良い商品の人気が高い傾向があります。 対して、返戻率が100%を下回っている状態のことを”元本割れ”と呼び、なるべく避けた方が良い状態とされています。

 

返戻率を上げる、元本割れを避けるポイントなどについてはこちらの記事で詳しく解説しているので、気になる方は是非ご覧いただければと思います。

 

1-2 貯蓄型か保障型か

 

先にご紹介した返戻率が高い商品はお得な学資保険、すなわち貯蓄型の学資保険と表現されます。対して保障型は、返戻率を重視しない(低い)代わりに、医療特約などの保険機能が充実した商品を指して使われます。

 

あくまでも”教育資金を準備する”という目的で学資保険を使うのであれば、貯蓄型の学資保険を選ぶのかセオリーとされています。

 

しかし、生命保険や医療保険に別途加入するのが難しいというケースもあるでしょう。そんな時には保障型も検討する価値があります。

 

貯蓄型か保障型か

 

 

2 学資保険の五大人気商品のリアルな口コミまとめ!

 

数ある学資保険の判断基準の中で最重要とされている2つの項目をご紹介してきました。

 

ここからはいよいよ、人気を集めている五つの学資保険のプラント、それに対する口コミをご紹介していきたいと思います。

 

学資保険の”先輩”とも言える加入者の意見から、ご家庭の状況に合いそうなものが見つかるはずです。

 

学資保険の五大人気商品の口コミまとめ!

 

2-1 フコク生命『みらいのつばさ』

 

ソニー生命『学資保険スクエア』のプラン内容
ステップ型 満期 – 22歳

払込期間 – 17歳

受取パターン

┗ 祝金 – 3歳/6歳→(満期保険金に対しての)5%、12歳/15歳→10%、18歳→70%、20歳→10%

┗ 満期保険金 – 22歳→100%

ジャンプ型 満期 – 22歳

払込期間 – 17歳

受取パターン

┗ 祝金 – 18歳→100%

┗ 満期保険金 – 22歳→100%

備考
兄弟割引、祝金の支払日が11月1日
契約者/被保険者年齢
被保険者 0歳~7歳

契約者 – 男性→18歳~70歳 女性→16歳~70歳

保険料/返戻率の例
契約者→30歳男性、被保険者→0歳、保険期間→22歳、保険料払込期間→17歳、ジャンプ型/基準学資金100万円のケース

祝金 – 18歳→100万円

満期保険金 – 22歳→100万円

保険料 – 月額8,897円/支払総額181万4,988円

返戻率 – 110.1%

 

2-1-1 フコク生命『みらいのつばさ』の詳細

 

フコク生命が販売する学資保険『みらいのつばさ』。貯蓄に特化した学資保険で、アフラックやソニー生命と肩を並べるほどの返戻率を実現しています。

 

フコク生命の学資保険は、「兄弟割引」を設けているという点が特徴的です。契約者が同一であれば、二人目以後の加入時は保険料が割引されるという独特な割引サービスです。兄弟のいるご家庭にとっては耳寄りな特徴と言えるでしょう。

 

また学資金の受取時期によって保障プランを「ステップ型」と「ジャンプ型」の二種類から選択できるようになっています。

 

保険金の受取総額だけ見れば、ステップ型→210万円、ジャンプ型→200万円と、一見ステップ型のほうがお得に見えます。ところが、祝金の据置期間が長いジャンプ型の方が、返戻率そのものは高くなります。

 

さらに、出産予定日の140日も前から加入することができる「出生前加入」があるところもポイントです。

 

加えて、フコク生命は「フコク赤ちゃんクラブ」を運営しており、会報誌で子育てに関する役立つ情報を配信するなどアフターサービスにも力を入れています。

 

ソニー生命、アフラックとといった大手に比べるとやや知名度が劣るものの、返戻率・ サービスともに高い水準を誇っています。

 

セオリー通り返戻率を重視して貯蓄型の学資保険を選択したいのであれば、最も注目すべき選択肢と言っても過言ではないでしょう。

 

2-1-2 ポジティブな口コミ

 

返戻率を重視したことに加え、担当者の対応に安心感を抱きました。純粋な貯蓄を目的として学資保険を活用するのであれば、最善の選択肢だったと思います。 / 30代前半・女性

 

 

金利低下の影響により、保険商品全体の品質が悪化している昨今ですが、フコクの『みらいのつばさ』はその中でも高い返戻率を保っています。

 

兄弟割引などのサービスも充実しており、今後を大幅な解約がない限りはこの人気が続くのではないかと思います。/ 30代後半・男性・ 保険代理店

 

 

国内の生命保険の中では貯蓄性ナンバーワンだと思います。また、私のライフプランナーはとても親身に対応してくれ、学資保険以外のことも相談に乗ってくれました。/ 27才・ 女性

 

 

商品の魅力はもちろんライフプランナーの質が高く、他社のような押し売りもなかったのが好印象でした。/ 30代中盤・男性

 

フコク生命『みらいのつばさ』

 

2-1-3 ニュートラルな口コミ

 

以前と比較すると返戻率は下がったフコク生命ですが、その他の学資保険と比較すると未だにトップクラスだと思います。

 

しかし返戻率の改定はいつ行われるか分からないため、油断大敵なのではないかと思います。/ 30代後半・男性・保険代理店

 

 

優秀ではあるが、ソニーやアフラックの方が若干返戻率も高い。大きな特徴である兄弟割引も、その割引率はさほど大きくない。国産の方が安心するという選択している人も多いのではないか。/ 36才・ 男性

 

 

2-2 アフラック『夢みるこどもの学資保険』

 

アフラック『夢みるこどもの学資保険』のプラン内容
満期 – 22歳

払込期間 – 10/17/18歳

受取パターン

┗ 学資一時金 – 15歳(満期共済金に対しての)→50%

┗ 基準学資年金 – 17/18歳→100%、~21/22歳→毎年50%

契約者/被保険者の年齢
被保険者

┗ 10歳払 – 0歳~5歳

┗ その他 – 0歳~7歳

契約者 – 男性→18歳~50歳 女性→16歳~50歳

保険料/返戻率の例
契約者→30歳男性、被保険者→0歳、保険期間→22歳、保険料払込期間→17歳、基準学資金100万円のケース

学資一時金 – 15歳→50万円

基準学資年金 – 17歳:100万円、18~21歳→毎年50万円

保険料 – 月額1万4,010円/支払総額285万8,040円

返戻率 – 104.9%

 

アフラック『夢みるこどもの学資保険』

 

2-2-1 アフラック『夢みるこどもの学資保険』の詳細

 

アフラックが販売している学資保険です。貯蓄に特化した学資保険として、ソニー生命と同程度の高い返戻率を実現しています。

 

加入している方からの評価も高い人気商品なのですが、その最大の特徴は、大学進学時にポイントを置いた学資金受け取りプランです。

 

また、比較的家計の負担が少ない10歳までに払いこみを完了させ、高返戻率を実現できるプランがあるため、支払いをなるべく早く終えたい、返戻率を高くしたいと言う肩からの評価が高いようです。

 

しかし、契約者の万一の際は以後の保険料払込が免除となる「払込免除」があったり、被保険者(お子さん)が亡くなったケースには、未払いの学資年金の現価が支払われるなど必要な範囲の保障が整っています。

 

学資金を受け取れるタイミングや回数などが柔軟に変更できないという弱点を、ブランドシンプルさと返戻率の高さが補っているような商品と言えます。

 

また、フコク生命の学資保険と同様、条件によっては出生140日前からの加入が可能です。貯蓄にフォーカスして学資保険を選ぶのであれば、選択肢に入れておきたい商品と言えます。

 

2-2-2 ポジティブな口コミ

 

返戻率はソニー生命とほとんど変わりませんが、早期振込みを活用できるご家庭であれば、アフラックに軍配が上がるでしょう。

 

柔軟性に欠けるというイメージもありますが、ソニーと比べればアフラックのほうが自由度が高いと思います。そこまで大きな違いがないため、担当者の対応など定性的な情報で選んでもいいレベルだと思います。/ 30代中盤・男性・ITコンサル

 

払い込みが10歳で終わり、17歳に満期を迎えるタイプの商品を契約しました。返戻率が120.3%と高かったことに加え、前めに払い済みになるプランが家庭の状況にマッチしていたため、アフラックをに選びました。

 

また担当してくれたファイナンシャルプランナーの対応もさっぱりとしていて、押し付けがましくなかったのも非常に好印象でした。/ 30代中盤・ 女性

 

 

長い付き合いになる学資保険は、商品自体の貯蓄性だけでなく、会社の保険財務力が安定しているかどうか、という点も重要だと判断しアフラックを選びました。

 

ソニー生命も有力候補でしたが、S&Pの格付けが高いの見てこちらにしました。/ 30代前半・女性

 

 

2-2-3 ニュートラルな口コミ

 

払込期間10歳、受取開始年齢18歳での返戻率が122%と貯蓄性に関しては言うことなしの大満足です。

 

しかし、学資保険のアフターサービスの学費シュミレーションと称して営業の方が我が家に来たはいいものの、始まったのは医療保険の勧誘。結局学費のシュミレーションは行われず、少し残念な気持ちになりました。20代後半・女性

 

 

2-2-4 ネガティブな口コミ

 

アフラックだけでなくソニー生命などにも当てはまることではあるか、学資保険は他の保険に加入させるための入り口のような商品。純粋に学資保険等のみに加入しているお客に対するアフターフォローは、良いとは言えません。

 

我が家の場合は、加入後1年以上もの間フォローが一切ない状態です。学資保険で重要な貯蓄率などでみれば確かに優れていますが、サポート力に関しては褒められた者ではありません。30代後半・女性・ 保険代理店

 

アフラックとソニー生命の学資保険は本当に僅差だと思います。しかし、前者は効率重視、後者は対応重視、というように売り方に違いがあるように感じました。

 

保険会社にとって利益率が低く、営業せずとも勝手に売れる学資保険だけに、対応もそれほど良い、というわけではありません。

 

でも、長期間付き合う必要があるからこそ少しでもストレスなく利用できる方が良いと思います。/ 30代中盤・女性・地方銀行

 

アフラック『夢みるこどもの学資保険』

 

2-3 ソニー生命『学資保険スクエア』

 

ソニー生命『学資保険スクエア』のプラン内容
プランI型 満期 – 17/18/20/22歳

払込期間 – 17/18/20/22歳

受取パターン

17/18歳満期のケース

┗ 進学学資金 – 12歳/ 15歳→(基準学資金に対しての)30%

┗ 満期学資金 – 17/18歳→100%

20歳満期のケース

┗ 進学学資金 – 12歳/15歳/17/18歳→30%

┗ 満期学資金 – 20歳→100%

22歳満期のケース

┗ 進学学資金 – 12歳/15歳/17/18歳→30%

┗ 満期学資金 – 22歳→100%

プランII型 満期 – 17/18/20/22歳

払込期間 – 17/18/20/22歳

受取パターン

17/18歳満期のケース

┗ 満期学資金 – 17/18歳→100%20歳

22歳満期のケース

┗ 進学学資金 – 18歳→100%

┗ 満期学資金 – 20/22歳→100%

プランIII型 満期 – 22歳

払込期間 – 10/15/17/18歳

受取パターン

┗ 学資年金 – 18~21歳→毎年100%

┗ 満期学資金 – 20/22歳→100%

契約者/被保険者の年齢
被保険者 0歳~7歳

契約者 – 男性→18歳~n歳 女性→16歳~n歳

n:プラン/お子さんの年齢により異なる

備考
5年ごとに利差配当付年金支払特約があるため、ライフプランナーと要相談
保険料/返戻率の例
契約者→30歳男性、被保険者→0歳、保険期間→22歳、保険料払込期間→18歳、III型/ 基準学資金40万円のケース

学資年金 – 18~21歳→毎年40万円

満基学資金 – 22歳→40万円

保険料 – 月額8,392円/支払総額181万2,672円

返戻率 – 110.3%

 

2-3-1 ソニー生命『学資保険スクエア』の詳細

 

ソニー生命が販売している学資保険『学資保険スクエア』は、貯蓄の高い商品として人気を博しています。

 

学資保険の主要機能である保証に特化させ、医療保障・死亡保障等といった項目を極力削ることによって、実質約109~114%というトップクラスの返戻率を叩き出しています。

 

また、専任のライフプランナーも人気を博しています。オーダーメイド型の学資保険は他にもたくさんありますが、ソニー生命はその中でも対話型をポリシーとしています。

 

満期年齢や満期金額、保険料の払込方法などをひとつひとつの家庭に合わせてオーダーメイド感覚で「ライフプランニング」をすることができるのです。

 

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